トップ写真>蛙を論ず1


 はっきり言って贔屓目であるが、カエルを使ったキャラクターは概してカワイイと思う。それは私がカエルを好きだからであるが、それにしてもパンダよりもずっと愛嬌がある。
   

 リアルに描写してもデフォルメしてもカワイイし、愛嬌を前面に出せばインパクトのあるキャラクターになる。例えば、下の絵は「アルハラヤダピョン」。「むぎゅ~」とした感じが非常によく出ている。
   

 時代を遡れば、かの太閤秀吉もカエルを好んだようで、次の写真は彼が愛好した蛙石。かつて大坂城にあったものだが、現在では元興寺に置かれている。
   

 上に乗っているカエルが、とにかくチャーミング。
   

 この蛙石、元々は色々な祟りをなしたらしいが、途中で「極楽カエル」に成就して、「福かえる」「無事かえる」の由来になったとか。その真偽はさておき、「蛙」と「帰る」との語呂合わせはよく用いられる。これも、カエルというキャラクターの使いやすいところである。
   

 そして、語呂合わせは「帰る」だけではない。
   

   

 そこで、私もこのようなものを作ってみた。
    

 とにかく、カエルというのは、ネタに不足しない、非常に便利なキャラクターである。

 もちろん、ハズレもある。以下は、手を入れすぎてバカ画像になってしまった例である。
   

   

 しかし、やはり、非常に絵になる佳い動物であることは間違いないだろう。
   


(2010.9.15)
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