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 だいぶ間が空いてしまったが、奇天烈店名分類③の「よく分からないもの」に当たる例を挙げて行きたい。これは、何故そんな名前になったのかさっぱり分からないし、何故それをおかしく感じるのかも分からないというシロモノである。

 ・「ショップ Velvet paw サンドブラスト教室 ねこふんじゃった」
   
 何の店なのかさっぱりわからない。

 ・「ピコリーノ」
   
 昔ながらの所謂純喫茶。試しに入ってみたのだが、味・雰囲気はなかなか良い。

 ・「ぴよぴよ村」
   
 ぴよぴよ。

 ・「かき松島こうは」
   
 「こうは」ってなんだろう。

 ・「バッハ館」
   
 店名ではなくてマンション名だが、これもついでに紹介。何故「バッハ」なのかが全く解せない。しかし、そういえばマンションの名前には、意味がよく分からないカタカナ・横文字の類が多い。

 ・「白髪歯科医院」
   
 何が白髪なのだろうか。苗字だろうか。

 ・「福耳パッチワークキルト店」
   
 白髪の次は福耳。

 ・「ぎっちょ」
   
 それから、左利き。ついでに地面に置いてある看板は鏡文字。漢字だと鏡文字でもすぐ読めるけれど、ひらがなやアルファベットのように画数が少ない文字は、左右逆さにされると実に読みにくい。
   
 そういえば、かのレオナルド・ダ・ヴィンチは鏡文字を愛用したのだが、あれは左利きで書きやすいから、らしい。高校時代に「右脳を鍛える」という目的で、左手で板書し、左手で箸を持つのが流行ったが、ついに左手で入試を受けるツワモノまで現れた。

 ・「美容室ビルシャナ」
   
 「ビルシャナ」と言えば「毘盧遮那仏」のことだろうが、美容室との関係性は見えないし、このマークとも関連しない。苗字とも思えない。
 もしかしたら、大仏パーマ専門店かもしれない。

 ・「GA gallery」
   
 まさかとは思うが、「GAllery」だから「GA」なのだろうか。

 ・「ヒランヤー瞑想室」
   
 「ヒランヤー」という名前も、「瞑想室」で何をするのかも、そもそも中に人がいるのかも分からない、暗くてボロボロの小屋。
 とにかく全てが謎。
(2010.9.26)
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