トップ写真>難看板


 看板・表札の類というのも、また、ツッコミ処の宝庫である。本ページでは、「難看板(看板を難ず)」としているが、別にこうした看板を攻撃するつもりはない。バカ画像収集家たる私としては、むしろ大歓迎である。では、何故このような題名にしたのか。それは、単に「nan - kan - ban」と韻を踏んでいるからである。

 ・「たべもん」
   
 そりゃあ、たべもんがあるんだろうさ。しかし、言い方というものがあろう。

   ・三角印
   
 秘密結社を連想させる形のモニュメント。千駄ヶ谷のオフィス街にあるのだが(将棋会館の隣)、もしかしたら、本当に秘密結社なのかもしれない。

 ・「コニカカ」
   
 ちょっと、中南米っぽい響きがする。
 そういえば、チチカカ湖というのは、ある程度規模の大きな湖の中では、標高が世界で一番高い。そして、聞く所によると、その一番高い湖で、ボリビアの海軍が演習を行っているらしい。 なんでも、「太平洋戦争」(19世紀後半にボリビア・ペルーとチリとの間で行われた戦争)で敗れて領土を失って内陸国となったのだが、それでも海軍を保持し続けているということだ。いつの日か、第二次太平洋戦争で海岸線を取り戻すつもりなのだろうか。

 ・「だるまや」
   
 渋い。

 ・「生中ジョッキー」
   
 騎手か。

 ・「ここは中央」
   
 何を伝えたいのだろうか。

 ・「その通り」
   
 名曲「春の小川」の舞台となった川が、かつてそこに流れていた、ということを言いたいらしい。まぁ、その通りなんでしょうね。

 ・「ほたる」
   
 ほたる。

 ・「新宿ミ0ⅠF」
   
 これを「ミロード」と読め、というのは、ちょっと無理があるだろう。

 ・「赤いくつ」
   
 東府中にあるラブホテル「赤い靴」の看板。赤いくつかわかるかな[28]

 ・「人夢心」
   
 じんむしん。じんましん。似てる。

 ・「Lチキ」
   
 肝心のブツの、色が薄い。

 ・自力で壁にへばりついていない表札
   
 仏像に支えられているとは、なんと勿体ない。

 ・郵便受けが、ど真ん中
   
 なんで、こんなところに貼っちゃったのだろうか。

 ・「第一中学校、第二中学校、第三中学校……」
   
 要するに、全部。

 ・「労働」
   
 ちょっと略しすぎ。「重み」が無い。

 ・「冷し始めました」
   
 冷やし始めたらしい。まだぬるいくらいかな。

 ・「我流風らーめん」
   
 我流なのか我流じゃないのか。

 ・「おおえ歯科」
   
 社長より投稿の品。歯医者だけに、口に手を入れられて、おええ。

 ・「ヘキヘキム血゛」
   
 看板とは違うかもしれないが、秀作。

 ・「大同」
   
 大同空港。文字だけ切り抜いた看板を両面に貼るから、重なっちゃっている。まぁ、どちらも左右対称な文字だから、実は裏表ごちゃまぜでも読める仕組みにはなっている。

 ・「上寺入口」
   
 大同は上華厳寺にて。千年近い歴史を誇る名刹にしては、残念な入り口。はるばるここまでやって来た日本人としては、表札くらいは欲しい。

 ・「立川には僕がいる」
   
 フロム中武に掲げられたマスコットキャラクター、フロ中マン(私はさっきまで「フロム中武マン」だと思っていた。そして、「フロム中武マン」の方が(まだ少しは)カッコイイと思う)。
 余談だが、このこのフロム中武の社長は、山手ラーメンの社長と子供の頃からの遊び仲間らしい[29]。そういえばあの2人の感性には、少し似ているものがあるかもしれない。

(2010.10.8)
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