トップ寝言>『よーぺいずむ』創刊号


――貴族のライフスタイルを提案する総合情報誌『よーぺいずむ』
創刊号記念特集は貴族院議員で伯爵のよーぺー氏独占インタビューです。


*よーぺー氏プロフィール
1988年5月14日生まれ。AB型。
誕生から6日目に伯爵に叙される。現在、東京帝国大学在学中。
主著に『天皇陛下万歳』、『封建制の復活』、『ビジュアル版 華麗なるよーぺー一族』等がある。
座右の銘は「パンが無ければお菓子を食べれば良い」


――いつも素敵な衣装のよーぺーさんですが、何かコンセプトはあるのですか?

ありがとうございます。コンセプトはもちろん英国貴族です。
上質な仕立ての高級ワイシャツにベスト、ジャケット、そしてまばゆい宝石は必需品です。
さらにこのクロコダイルのブーツが、都会的で洗練されたエスプリを体現しています。
最近はストローハットを入手しようかと考えています。

――なるほど。よーぺーさんの上品な顔立ちによく合っていますね。最近ハマっていることは何ですか?

そうですね。写真、韓国ドラマ、サンシャイン牧場ですかね。
今年は韓国併合100周年ということで、旧植民地のドラマを勉強の為に見始めたらハマってしまって(笑)。
『ファン・ジニ』、『風の国』、『エデンの東』、『イ・サン』、『京城スキャンダル』等々。
特に『京城スキャンダル』はサントラを毎日iPodで聴く程気に入ったドラマです。

――ちょっと意外ですね。写真は主に何を撮るのですか?

いえ、私は撮る方ではなく写る方専門です。
どこに行ってもカメラを持参して、友達や通行人に自分を撮ってもらいます。
ハードディスクは私を写した素晴らしい写真で一杯なんですよ。

――是非、写真集として出版して頂きたいです。サンシャイン牧場については?

農奴の暮らしを体験してみたかったんですよ。
開明的な考えを持つ貴族としては下々の者の生活を知ることも重要ですからね。
毎日殺虫したり水遣りしたり、それは大変ですが、やりがいがあります。

――素晴らしい開明的精神をお持ちなんですね。何か最近、生活に変わったことはありましたか?

庶民の生活を体験するためにコールセンターでバイトをしていたのですが、月1回にペースダウンしました。
電話を掛けてくる女どもは、余りにもデリカシーが無く下品で卑しい女ばかりでした。
そこで電話を切る寸前に、「バカ女!」あるいは「クソババア!」と必ず罵倒することにしていました。
プライドが高い私には無理な仕事ですね。賎民の相手は賎民がすれば良いと思います。

――急に高圧的になりましたね。ところで、高等文官試験の準備をされていると聞きましたが?

はい。今年5月に高文試験行政科(※)を受けようと考えています。
現在は商法の勉強を進めています。あとは労働法が終われば法律科目は終了です。
とは言っても復習や教養科目には全然手が回っていないんですけどね。

(※)現行制度では、国家公務員1種試験に当たる。

――それでは1日どれくらい勉強しているのですか?

そうですね。理想は朝9時から始めて、夜9時くらいまで勉強したいのですがなかなか・・・。
貴族としての仕事や、民間の就活、大学の授業もありますからね。
平日は毎日、総合図書館2階のメディアプラザ2にいます。
よーぺーの顔を拝みたい方は是非来て下さいね。

――そうですか、頑張って下さい。2010年はどんな年にしたいですか?

今年は飛躍の年と位置付けて、「よーぺー成長戦略」第1段階としています。
端的に言えば、伯爵の他にも社会的身分を得るということです。
まぁ、「焦らず、気負わず」をモットーにやれることをやる、といった感じですね。

――素晴らしい向上心ですね。最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

よーぺーに会いたくてもなかなか会えない方、そしてもちろん毎日会っている方も、
よーぺーはいつもあなたの心の中にいます。
楽しいときでも辛いときでも、よーぺーと一緒にこの現し世を生きていきましょう。
みなさん、愛してますよ。

――ありがとうございました。ご活躍をお祈りしています。

ありがとうございます。アニョハセヨー



――以上、よーぺー氏独占インタビューでした。貴族なのに私たち平民にも気遣いをして下さり、意外にも堅実な考えをお持ちの素敵な伯爵様でした。


第2号予告:特集「よーぺー御用達 都内お洒落スポット」、「よーぺー直伝!平民でも貴族気分になれる10の方法」 巻頭グラビア「よーぺーのon&offショット 華麗なライフスタイルを追う」
乞うご期待!



以上、『よーぺいずむ』創刊号(2010年1月発刊)より転載。最近、バルバへのリンク雑記帖などで数多く登場している「公称伯爵」氏をどのように紹介すべきかと思案していたところ、有難くも当サイトの熱烈なファン[36]でもあらせられる伯爵氏御自身よりこの雑誌を賜った。既に発刊者から転載の許諾を取って下さったと言う。よって、ここに掲載し、以って伯爵氏の紹介に代えたい。勿体無くも当サイトのためにご足労頂いた伯爵氏には、厚く御礼申し上げる。
(2010.11.25)

上に返る